Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起

Broadcomでは、現地時間4月24日に「CVE-2025-1976」のセキュリティアドバイザリを公開。「CVSSv4.0」のベーススコアを「8.8」とする一方、重要度を4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングした。

さらに翌29日には、「SAP NetWeaver」に判明した「CVE-2025-31324」を追加。認証されていないエージェントより悪意あるバイナリファイルをアップロードすることが可能となる。

SAPでは、定例外のセキュリティアドバイザリにおいて「CVSSv3.1」におけるベーススコアを最高値である「10.0」、重要度を「クリティカル(Critical)」とレーティングし、利用者に注意を呼びかけていた。

(Security NEXT - 2025/04/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意
Adobe、複数製品にアップデート - 250件以上の脆弱性を解消
Pythonの「tarfile」モジュールに脆弱性 - クリティカルも
「M365 Copilot」に情報漏洩の深刻な脆弱性 - すでに修正済み