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幼稚園登降園管理システムが迷惑メールの踏み台に - 爆破予告も

認定こども園みのり幼稚園は、登降園管理システムが侵害され、保護者と職員宛てに不正なメールが送信されたことを明らかにした。

同園によれば、同園が利用している登降園管理システムのメール機能を悪用され、4月3日19時から20時にかけて、意図しない迷惑メール3件が保護者や職員宛てに送信されたという。

送信されたメールはいずれも英文で記載されており、暗号資産(仮想通貨)の送金要求や虚偽の爆破予告などが記載されていた。

同問題を受けて同園では、送信元となったメールシステムを一時停止してパスワードを変更し、外部からのアクセスを遮断。あわせてパソコンのチェックなども行った。警察に通報するとともに、同園や周辺における安全確認を実施。危険物などがないことを確認している。

同園の運営状況に影響は出ておらず、翌4日以降も平常通り開園している。

(Security NEXT - 2025/04/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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