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受託要配慮個人情報含むPC紛失、約1カ月後に回収 - 日本健康文化振興会

さらに人事情報、採用関連の履歴書、職務経歴書など約2200件の個人情報のほか、ストレスチェック受検者の氏名、生年月日、性別、事業所名、メールアドレスのほか、要配慮個人情報以外の健康診断申込者に関する氏名、生年月日、性別、住所、電話番号、保険証情報、予約内容など17万1472件、メールアドレス1万202件が保存されていた。

事態の発覚を受けて同団体では取引先に説明。3月21日以降、3回にわたり個人情報保護委員会へ報告している。またプライバシーマーク制度を運営する日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)に対しても2回の報告を実施した。

その後4月15日に神奈川県内の警察へ紛失した端末と同じシリアル番号のノートパソコンが、遺失物として保管されていることが判明。同日職員が回収している。

3月17日12時30分ごろ、横浜市内にある店舗の地下精算機前で紙袋にPCのみ入った状態で拾得されたという。

同端末については、Windowsの「BitLocker」が設定済みで、ログインには指紋認証やパスワードが必要としている。回収後の端末は電源が入らず、動作確認ができない状態で、メーカーに修理を依頼した。

(Security NEXT - 2025/04/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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