東亜大に不正アクセス、サイト改ざんで判明 - サーバ内部に個人情報
東亜大学は、事務局のサーバが外部より不正アクセスを受けたことを明らかにした。内部には学生や卒業生の個人情報が保存されており、流出した可能性がある。
同大によれば、2024年12月7日にサーバが攻撃を受けたことが判明したもの。同月11日に同大のドメインでウェブ検索を行うと関係ない外部サイトのリンクが表示されるとの通報が寄せられ、調査を行ったことをきっかけに発覚したという。
外部協力のもと、原因や被害状況のフォレンジック調査を実施。ウェブアプリケーションの脆弱性を突かれてサーバに侵入され、サイトを改ざんされたことが判明した。被害を受けたサーバの内部には個人情報が保存されていたという。
ダークウェブなど外部における情報流出の状況について調査しており、2月14日の時点で外部流通や二次被害などは確認されていないが、不正アクセス時にデータを窃取された可能性がある。
対象となるのは、在学生や卒業生など1万7276人。氏名、性別、生年月日、学籍番号、学部と学科、メールアドレス、学生ポータルサイトのパスワード、出身高校、就職先などが含まれる。
(Security NEXT - 2025/03/17 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ランサム被害でシステム障害、グループ各社に影響 - テイン
ランサム攻撃者が犯行声明、事実関係を確認中 - アスクル
ペット保険システムから契約者情報など流出した可能性 - アクサ損保
アスクル、手動出荷を試験運用 - 一部医療介護顧客で開始
通信機器経由でサイバー攻撃、侵害サーバに顧客情報 - 日本プラスト
国内外子会社が相次いでサイバー攻撃の被害 - ジャノメ
システム障害が発生、原因や影響を調査 - 黒金化成
複数サーバでランサム被害、痕跡未確認も情報流出の可能性 - はるやまHD
テモナのEC支援SaaSに侵害の痕跡 - 攻撃経路や影響など調査
証明書発行システムがランサム被害、影響など調査 - 流通経済大

