Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ビジネス交流会サイトに攻撃試行 - 攻撃遮断も一時閉鎖

ビジネス交流会サイト「岡山CREATION」がサイバー攻撃を受けたことを明らかにした。攻撃が試みられた痕跡が確認されているが、情報流出などは確認されていない。

同サイトは、オンライン上でビジネスマッチングの機会を創出することを目的に、岡山県内の7信用金庫が取引先向けに開設した有料のビジネス交流サイト。

同サイトを運営する友野印刷によれば、2025年7月30日に同サイトの問い合わせフォームに対するサイバー攻撃の試行を確認したもの。攻撃の影響で事務局宛に大量のメールが届いたという。

攻撃者は、問い合わせフォームの電話番号入力欄より不正な文字列を送信し、システムに対するコマンド実行を試みたと見られる。入力されるデータに対する検証処理によって、不正なコマンドの実行には至っていない。

またデータベースや保有する個人情報、企業情報に関して、外部への流出や第三者による閲覧の痕跡は確認されていないことを強調している。

(Security NEXT - 2025/08/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

中国複数グループが「ToolShell」攻撃を展開 - 攻撃拡大に懸念
サイバー攻撃で一部顧客情報が流出したおそれ - 古野電気
一部利用者でメールアドレスが変更される被害 - So-net
ゼロデイ攻撃で個人情報流出の可能性 - 日鉄ソリューションズ
サーバで異常なアクセスの痕跡、影響など調査 - フルノ
複数機器がランサム被害、調査を継続 - エースコンサルタント
県立博物館のサイト不具合、海外からアクセス集中 - 滋賀県
VPN経由で侵害、個人情報の流出を確認 - DTSグループのSIer
高見澤に対するサイバー攻撃、個人情報流出の可能性が判明
委託先でランサム被害、調査完了まで約11カ月 - 損保ジャパン