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臨時特別給付金支給要件確認書168件に別人の口座情報 - 燕市

新潟県燕市は、臨時特別給付金支給要件確認書を送付した際、一部の確認書に別人の銀行口座情報を記載するミスがあったことを明らかにした。

同市によれば、2月28日、臨時特別給付金の支給の見込みがある住民5418人に臨時特別給付金支給要件確認書を送付したが、そのうち168人について別人の金融機関口座情報が記載されていた。

3月3日に別人の口座情報が記載された確認書を受け取った住民から連絡があり、問題が判明。確認書を印刷するためのデータを作成する際、誤った情報が取り込まれたことが原因だという。

同市では、別人の口座情報が記載された確認書の送付先となった住民より、市職員が訪問して確認書の回収を実施。口座情報が流出した住民に対しては、書面で謝罪するとしている。

同市では、電算システムにおけるデータのチェック体制について見直し、印刷物の内容確認を徹底して再発の防止に努めるとしている。

(Security NEXT - 2025/03/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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