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NTTコムにサイバー攻撃 - 法人顧客情報が流出した可能性

NTTコミュニケーションズは、同社の社内システムがサイバー攻撃を受け、法人向けサービスに関する情報が外部へ流出した可能性があることを明らかにした。

同社によると、2月5日にサービスの開通や変更に関する情報の管理に用いている「オーダ情報流通システム」の内部装置に対する通信において不審なログを検知。

同装置に対するアクセスを制限するとともに詳細を調べたところ、翌6日に同システムより法人向けサービスの一部情報が外部に流出した可能性があることが判明したという。

さらなる調査を実施したところ、2月15日に社内ネットワークにおいて同システムの手前に設置されていた別の装置も侵害されていたことが判明。社内ネットワークから接続を遮断した。

今回のサイバー攻撃により、法人向けサービスの顧客1万7891社に関する契約者名、契約番号、担当者名、住所、電話番号、メールアドレス、サービスの利用に関する情報が流出した可能性がある。

(Security NEXT - 2025/03/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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