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「Ivanti Connect Secure」などに深刻な脆弱性 - すでに悪用も

同社は、脆弱性を修正した「Ivanti Connect Secure 22.7R2.5」をリリースした。リスクの低減を図るため、アップデート前に工場出荷時の状態へリセットすることを推奨している。

「Ivanti Policy Secure」「Neurons for ZTA Gateways」の修正パッチについては準備を進めており、2025年1月21日にリリースする予定だという。

また「CVE-2025-0282」の悪用については、整合性をチェックする「Integrity Checker Tool(ICT)」を用いることで特定できると説明。

侵害されていることが判明した場合は、工場出荷時の状態へリセットし、マルウェアが削除されたことを確認した上で、最新版となる「22.7R2.5」にアップデートするよう呼びかけている。

記事追記のお知らせ:アップデート時の推奨事項として工場出荷時の状態にリセットすることを追記しました。

 

(Security NEXT - 2025/01/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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