京都市内で顧客預託書類632件を発見、経緯不明 - 日本郵便
日本郵便は、高槻郵便局において顧客から預かった書類が、京都市内で第三者によって発見、拾得されたことを明らかにした。書類を扱った元従業員と連絡が取れず、詳しい経緯はわかっていない。
同社によれば、2016年4月から2019年3月にかけて同局で顧客から預かった関係書類632件が、京都市内で拾得されたもの。
これら書類は保険会社6社から委託を受けている保険商品の契約に関する申込書の写しで、氏名、住所、電話番号、生年月日、性別、保険契約の内容、契約関係者の情報など887人分の個人情報が含まれる。
2025年6月5日に拾得者から同郵便局内に併設されているかんぽ生命保険に連絡があり、問題が発覚した。
同社では調査を進めているが、書類の取り扱いに関与した元従業員と連絡がつかないという。発覚から時間が経過しているため、警察に相談したうえで公表した。
問い合わせや二次被害などは確認されていない。同社は今回の問題を受けて謝罪。対象となる顧客に対して、順次書面で連絡を取るとしている。
(Security NEXT - 2025/10/29 )
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