Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

大量データ送付で一時障害、マルウェア感染は確認されず - JAL

日本航空に対してサイバー攻撃がありネットワーク機器で一時障害が発生した。大量のデータが送りつけられたことに起因し、マルウェア感染などは確認されていないという。

同社において12月26日7時半前より社内外を接続するルータで障害が発生し、社外システムと通信するシステムにおいて一時不具合が発生したもの。

同日出発する国内線、国際線ともに販売を停止。国内線、国際線の運航に遅延が生じた。

同社は今回の障害について、大量のデータを送りつけられたことが原因と説明。顧客データの外部流出やマルウェアの感染被害について否定した。運航の安全性についても影響ないとしている。

同社では障害の原因や、不具合の影響範囲を特定して復旧。同日出発する国内線、国際線の販売を再開した。

ただし、同日出発する国内線の同社サイトや同社アプリによるアップグレードの手続き、空港空席待ちサービスについては引き続き停止している。

(Security NEXT - 2024/12/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

小学校で個人情報含む書類を一時紛失 - 尾道市
メディア会員情報含むファイルをメールで誤送信 - ニューラル
「PWリスト攻撃」による不正ログインを確認 - Hulu
委託先で法定調書作成用の資料を誤送信 - 東急グループ会社
ランサム攻撃で個人情報が流出したおそれ - 井関農機グループ会社
通信利用動向調査の一部回答票が所在不明 - 総務省
プロクシ製品「IBM SSP」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
動物保護管理センターで緊急連絡用携帯電話を一時紛失 - 新潟県
保護者の同意書を紛失、小学校職員室の机で保管 - 神戸市
中学校配布の出願システム用二次元コードで別人情報 - 大阪市