QNAP製NAS向け複数アプリに脆弱性 - アップデートで修正
QNAP SystemsのNAS製品向けアプリケーション「Qsync Central」「License Center」に脆弱性が判明した。アップデートが提供されている。
「License Center」では、リモートより任意のコマンドが実行可能となるコマンドインジェクションの脆弱性「CVE-2024-48863」が判明。重要度は4段階中、上から2番目にあたる「重要(Important)」と評価されている。
一方「Qsync Central」では、シンボリックリンクの悪用による脆弱性「CVE-2024-50404」が判明した。ユーザー権限を持つ場合に悪用が可能で、意図しないファイルシステムへのアクセスが可能となる。重要度は1段階低い「中(Moderate)」とレーティングされている。
同社は、「License Center 1.9.43」「Qsync Central 4.4.0.16_20240819」にて脆弱性を修正しており、これらバージョン以降へ更新するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2024/12/10 )
ツイート
PR
関連記事
都立病院の患者情報流出 - 「USB拾得」との匿名文書が複数届く
「Dell Data Lakehouse」が脆弱性145件を修正 - 深刻な脆弱性も
SAP、月例アドバイザリ20件を公開 - 複数「クリティカル」も
「ManageEngine Analytics Plus」にSQLi脆弱性 - 8月の更新で修正済み
マルウェア対策製品「Avast」「AVG」に深刻な脆弱性
Synology製NAS「BeeStation」に深刻な脆弱性 - 修正版が公開
米当局、「WatchGuard Firebox」など脆弱性3件の悪用に注意喚起
国勢調査の回答状況確認表が所在不明 - 石垣市
エキストラ募集メールに誤リンク - 修正漏れで別人宛に
岐阜県の結婚支援サイトが改ざん - 個人情報流出は否定
