「Microsoft Edge」にアップデート - 脆弱性5件を解消
マイクロソフトは現地時間2025年8月15日、同社ブラウザ「Microsoft Edge」のセキュリティアップデートをリリースした。
「Chromium 139.0.7258.128」「同139.0.7258.127」がリリースされたことを受け、同バージョンをベースとした「MS Edge 139.0.3405.102」をリリースしたもの。
CVEベースで5件の脆弱性が修正された。いずれも「Chromium」由来の脆弱性であり、「MS Edge」固有の脆弱性は含まれていない。
Googleでは、「Chrome」のリリースにあたり、脆弱性3件を重要度が2番目に高い「高(High)」とレーティングしている。
具体的には、スクリプトエンジン「V8」で競合状態が生じる脆弱性「CVE-2025-8880」、グラフィックスコンポーネント「ANGLE」における境界外書き込みの脆弱性「CVE-2025-8901」、動画圧縮ライブラリ「libaom」に関するヒープバッファオーバーフロー「CVE-2025-8879」を解消した。
のこる2件は、1段階低い「中(Medium)」とされる脆弱性。ファイル選択機能の実装不備「CVE-2025-8881」、UIコンポーネント「Aura」における「Use After Free」の脆弱性「CVE-2025-8882」に対処している。
(Security NEXT - 2025/08/18 )
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