「PAN-OS」に含まれるOSS脆弱性を修正 - 重大な影響なし
Palo Alto Networksは、「PAN-OS」においてサードパーティ製ソフトウェアに起因する脆弱性を解消したことを明らかにした。
オープンソースソフトウェアに関する17件の脆弱性へ対処したことを明らかにしたもの。各脆弱性について修正を実施したバージョンも示している。
対象となった脆弱性には、開発言語の「Go」に関連する「CVE-2023-24538」「CVE-2023-24540」「CVE-2024-24790」をはじめ、「zlib」のバッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2022-37434」、「Network Security Services」の脆弱性「CVE-2019-17006」など、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアが「9.8」とされる脆弱性も含まれる。
同社では、同社ファイアウォールのOSである「PAN-OS」において、これら脆弱性が重大な影響を与えることはないと説明。慎重を期して修正を実施したとしている。
アップデートを通じて修正された脆弱性は以下のとおり。
CVE-2019-17006
CVE-2021-3518
CVE-2022-1154
CVE-2021-25219
CVE-2021-27645
CVE-2021-34798
CVE-2022-23806
CVE-2022-28199
CVE-2022-37434
CVE-2022-40674
CVE-2023-3446
CVE-2023-4527
CVE-2023-24329
CVE-2023-24538
CVE-2023-24540
CVE-2023-47234
CVE-2024-24790
(Security NEXT - 2024/11/01 )
ツイート
PR
関連記事
住基台帳事務を放置、支援措置対象者の個人情報が流出 - 新潟市
「Versa Director」に深刻な脆弱性 - 「DB」の規定パスワードが共通
文字列関数のバグを自動修正する技術 - NTTと早大が共同開発
アンケートメール誤送信でメアド流出 - 子ども支援団体
協力工事会社のファイルサーバに不正アクセス - 東電グループ会社
熊本暴追センターでサポート詐欺被害 - 相談者情報流出の可能性
DDoS攻撃件数は減少するも、最大攻撃規模は拡大 - IIJレポート
スポーツCSチャンネルの通販サイトが改ざん - 個人情報流出の可能性
三越伊勢丹の宅配サービスにPWリスト攻撃 - 不正注文などに注意喚起
WordPress向けスパム対策プラグインに複数の脆弱性 - すでに攻撃も