Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「FortiManager」脆弱性、6月下旬より悪用 - 被害機器は50以上か

「FortiManager」にゼロデイ脆弱性「CVE-2024-47575」が明らかとなった問題で、MandiantはFortinetと共同で調査を実施し、結果を取りまとめた。50以上の機器が侵害された可能性があるという。

Mandiantの調査では、6月27日に脆弱性が悪用されていることを確認。同脆弱性を悪用するグループを「UNC5820」とし、追跡している。9月23日にも同様の兆候を示す攻撃を観測した。

さまざまな業界で使用されている50以上のデバイスが、同脆弱性を用いて侵害された可能性があるという。攻撃者の動機や所在地を評価するための十分なデータは揃っていない。

同グループは「FortiManager」の脆弱性を悪用し、管理対象とされる「FortiGate」の設定データをはじめ、ユーザー情報やハッシュ化されたパスワードなど機密情報を取得していた。

実際に悪用された事例は確認されていないが、取得された情報がラテラルムーブメントなどに悪用されるおそれもあるとして、警鐘を鳴らしている。

Mandiantでは、攻撃に関連する「IoC(Indicators of Compromise)」情報を公開。脆弱性への対策を講じるとともに、インターネットに「FortiManager」が公開されていた可能性がある場合は、侵害を受けていないか調査を実施するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2024/10/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

送信メールの添付ファイル保管サーバが侵害 - 石川のSIer
サーバに不正アクセス、侵害経路や影響を調査 - ソディック
役場でPC盗難、盗難防止ワイヤーが切断 - 大郷町
卒業生宛の「進路だより」でメール誤送信 - 新潟県
クラウド侵害で個人情報流出か、未発売のゲームデータも - ビジュアルアーツ
脆弱性「Dirty Frag」が製品に与える影響を調査 - Fortinet
「Cisco Catalyst SD-WAN Manager」にゼロデイ脆弱性 - 悪用も確認
「Progress Kemp LoadMaster」にRCE脆弱性 - WAF回避のおそれも
「MOVEit WAF」に検知回避の深刻な脆弱性 - 早急な対策を
「Chrome」最新版で脆弱性429件を修正 - クリティカルは22件