「偽警告」相談が半減するも油断禁物 - 引き続きサポート詐欺に警戒を
外部に流出したIDやパスワードを用いて第三者が正規の利用者になりすまし、オンラインショッピングサイトやクラウドサービス、SNSなどへアクセスする「不正ログイン」の相談は113件だった。前四半期の175件から約35.4%減少している。「Facebook」「Instagram」などで被害に遭ったとの相談も寄せられた。
性的な動画を閲覧している映像を入手したなどとだまして金銭を要求するセクストーションまがいのメールなど、仮想通貨をだまし取る詐欺メールに関する相談は37件で、前四半期の43件を下回った。暗号資産で金銭を支払ったケースは確認されていない。
宅配業者や通信事業者を装ったSMS(ショートメッセージサービス)に関する相談は13件で、前四半期の96件から約7分の1へと大幅に縮小。宅配業者をかたるフィッシングは、SMSを利用するケースが減少し、メールを悪用するケースが増加しているおそれもある。
前四半期に28件だった「ワンクリック請求」に関する相談は9件だった。
(Security NEXT - 2024/10/25 )
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