Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「SonicOS」脆弱性、悪用の可能性 - 「SSL VPN」経由で攻撃のおそれも

SonicWall製ファイアウォールが搭載する「SonicOS」に脆弱性「CVE-2024-40766」が見つかった問題で、「SSL VPN」環境も影響を受けることがわかった。脆弱性を悪用されている可能性があるとして注意を求めている。

「CVE-2024-40766」は、認証なしにリモートより攻撃が可能となるアクセス制御不備の脆弱性。同社は現地時間9月6日にアドバイザリを更新し、今回の脆弱性が「SSL VPN」環境も影響を受けることを追記した。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」の評価は従来と変わらず、ベーススコアは「9.3」、重要度は「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。ただし、公表当初よりは引き上げられているため、注意が必要。

今回の更新で、同社は脆弱性が実際に悪用されている可能性があることを示唆。脆弱性を修正したアップデートとしてファームウェアバージョン「5.9.2.14-13o」「6.5.2.8-2n」「6.5.4.15.116n」を用意しており、できる限り早急にパッチを適用するよう呼びかけた。

ファイアウォールで「SSL VPN」を利用している場合は、ユーザーがパスワードを変更できるようオプション設定を行い、すぐにパスワードを変更して多要素認証を用いることなども強く求めている。

また回避策もアナウンスしており、ファイアウォール管理を信頼できるアクセス元に制限するか、インターネット経由の管理を無効にすることを推奨。あわせて「SSL VPN」についてもアクセスが信頼できるソースに制限されていることを確認したり、インターネット経由の「SSL VPNアクセス」を無効化することを挙げている。

(Security NEXT - 2024/09/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

廃棄物収集運搬の複数許可業者に個人情報を誤送信 - 名古屋市
委託先で個人情報含む書類を紛失、第三者の拾得で判明 - 川崎市
約2000人分の公金納付書が所在不明、誤廃棄の可能性 - 三井住友銀
富士通製パソコンの同梱認証ソフトに脆弱性 - 修正版が公開
「n8n」に深刻なRCE脆弱性 - 2025年11月の更新で修正済み
分散ストレージ「RustFS」に認証回避の深刻な脆弱性
データ圧縮ライブラリ「zlib」に含まれる「untgz」に深刻な脆弱性
教務支援システムでランサム被害、情報流出など調査 - 沖縄県立看護大
「Trend Micro Apex Central」にクリティカル脆弱性 - アップデートを公開
「Apache Uniffle」に脆弱性 - 中間者攻撃のおそれ