SonicWall製ファイアウォールにアクセス制御不備の脆弱性
SonicWallのファイアウォール製品にOSとして搭載されている「SonicOS」にあらたな脆弱性が明らかとなった。
アクセス制御不備の脆弱性「CVE-2024-40766」が明らかとなったもの。認証なしに悪用が可能であり、情報漏洩が発生するおそれがある。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアを「8.6」、重要度を4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」とレーティングした。
CVSS基本値では、可用性への影響を否定しているが、アドバイザリの本文では特定の状況下で機器がサービス拒否に陥るおそれがあるとしている。
第5世代の「SOHO」向けにファームウェアのアップデートとなる「5.9.2.14-13o」を提供。第6世代の製品に対しては、「6.5.2.8-2n」および「6.5.4.15.116n」をリリースした。
第7世代のファイアウォール製品については、「ファームウェア7.0.1-5035」よりあとのバージョンでは、同脆弱性の再現性がないとし、最新版へ更新するよう求めている。
(Security NEXT - 2024/08/23 )
ツイート
PR
関連記事
ゴルフスクールのインスタアカが乗っ取り被害 - 意図しない投稿
住民の個人情報を議員に漏洩した職員2人を懲戒処分 - 吉野町
学生向けシステム内に不正ファイル、個人情報流出の可能性も - 帝塚山学院大
ランサム攻撃によりサーバやPCが被害 - 建設資材機械設備メーカー
危険物取扱者試験講習会の案内メールで誤送信 - 薩摩川内市
外部からの攻撃を検知、会員情報流出の可能性 - CNプレイガイド
個人情報約60万件が詐欺グループに - 個情委が名簿事業者に行政指導
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み