Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

本文中の「2次元コード」から偽サイトへ誘導するフィッシング

20240902_ap_001.jpg
メールの本文内に二次元コードが記載されたフィッシングメール(画像:フィ対協)

フィッシング対策協議会は、メールに「2次元コード」を記載し、偽サイトへ誘導するフィッシング攻撃が発生しているとして注意を呼びかけた。

同協議会によれば、今回確認されたケースでは「三井住友カード」のブランドを悪用。「【重要】不正利用監視通知」との件名で送信していた。

家電量販店の通信販売で9万919円のクレジット利用があったなどとデタラメの説明で不安を煽り、本文内に記載した「QRコード」を読み込んでアクセスするよう求めていた。

誘導先の偽サイトでは、IDやパスワードのほか、クレジットカード情報、生年月日、電話番号、メールアドレス、郵便番号などを入力するよう求める。

フィッシング対策協議会では、類似したフィッシング攻撃に注意するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2024/09/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

フォーム上でボランティアの個人情報が閲覧可能に - 東京都
イベント申込者の入力データ、操作ミスで消失 - 北海道
ランサムで複数システムが停止、従業員情報など流出 - 日邦バルブ
フィッシング報告、過去最多の水準続く - 4分の1が証券関係
「OpenPGP.js」の署名検証に脆弱性 - 修正パッチをリリース
サイバー攻撃を確認、影響調査や復旧作業を実施 - NRS
「a-blog cms」に「SSRF」など複数脆弱性 - アップデートで修正
PostgreSQL向けミドルウェア「Pgpool-II」に認証回避の脆弱性
「vCenter Server」「ESXi」などVMware製品に複数脆弱性
小学校と幼稚園で卒業証書台帳の紛失が判明 - 尼崎市