ボランティアによる撲滅競技 - フィッシングサイト約2200件が停止
埼玉県警のサイバー犯罪対策技術顧問で、今回技術協力を行ったトレンドマイクロの河田芳希氏は、「Abuse」の連絡は面倒くさく、手間もかかるが、連絡したら対応してくれる。注意喚起も大切だが、フィッシングサイトを1件でも減らすことができれば、それだけ被害をなくすことにつながるとし、今回のような取り組みにぜひ参加してほしいと呼びかけた。
表彰式と同時開催となった埼玉県警の学生向け啓発イベント「SCSCサマーキャンプ2024」
同イベントには、日ごろよりフィッシングサイトの動向に目を光らせ、対策を講じているフィッシングハンターも協力。KesagataMe氏、にゃんたく氏が会場へ駆けつけた。
KesagataMe氏は、詐欺により長年かけて蓄えた財産が一瞬にして奪われ、大きく人生が変わってしまった人もいると指摘。
フィッシングの手口は年々変化しており、数年先には通用しなくなることも考えられ、情報へ敏感になり、知人や友人、家族など身近な人にも情報を共有して自分や他人を守ってほしいと訴えた。
また今回の表彰式は、埼玉県警の学生向け啓発イベント「SCSCサマーキャンプ2024」との併催だったことから、高校生なども多数参加したが、にゃん☆たく氏は、電車で隣り合わせることがあるかもしれないほど、サイバー犯罪者はとても身近な存在であると警鐘を鳴らした。
(Security NEXT - 2024/08/30 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「プロミス」装うフィッシングメール - 偽サイトに誘導
児童の氏名が記載された時間割表を紛失 - 高槻市の小学校
日立社会SIS、「電子透かしソリューション」を機能強化 - 閲覧期限設定を追加
公開ファイルに児童情報、ファイルにデータ残存 - 伊勢原市
Palo Altoの移行ツールに脆弱性 - ファイアウォールの認証情報などが漏洩するおそれ
通販サイトで「クレジットマスター」の悪用被害 - 日清ファルマ
2Qクレカ不正利用、前四半期比16%増 - 被害額が過去最多
「Firefox」にゼロデイ脆弱性 - 緊急アップデートが公開
「VMware NSX」に複数の脆弱性 - アップデートが公開
セキュリティビジネス振興に対する意見や情報を募集 - 経産省