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「OpenSSH」のサーバにRCE脆弱性 - 古い脆弱性が再発

「glibc」を含む32bitのLinuxシステム上でリモートより悪用が可能であることを確認したという。「OpenBSD」は影響を受けない。

実証環境では、メモリを保護する「ASLR(Address Space Layout Randomization)」を有効化している状態で、悪用には平均6〜8時間の継続的な接続を必要としたとしている。

CVE番号を採番したRed Hatでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「8.1」、重要度を「クリティカル(Critical)」と評価している。

このほか「同9.8p1」では、「ObscureKeystrokeTiming」における論理エラーの問題などに対応している。

(Security NEXT - 2024/07/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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