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サイバー攻撃で障害、FW更新時に設定ミス - アクリーティブ

芙蓉総合リースの子会社で企業や医療機関に金融サービスを提供するアクリーティブは、外部からの攻撃によりシステム障害が発生したことを明らかにした。

同社によれば、2025年8月25日未明にセキュリティベンダーから第三者による攻撃を受けた可能性があるとの連絡を受けて確認したところ、同社サーバが侵害されたことが判明した。

8月24日にファイアウォールの更新作業を行ったが、委託先のシステムベンダーが作業した際に設定ミスがあったという。

同社では侵害を受けたサーバをネットワークから遮断。外部協力のもと被害状況や発生原因について調査するとともに、システムの復旧作業を進めている。

同社は警察へ相談したほか、管轄官庁へ報告。8月29日の時点で情報流出は確認されていないが、引き続き調査を進めていく。

(Security NEXT - 2025/09/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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