国内でも被害発生、「ColdFusion」の既知脆弱性狙う攻撃
機器を侵害されると、組織内部のネットワークへ侵入するための経路となったり、攻撃者が指令を出すコマンド&コントロールサーバとの中継地点や、他組織に対して攻撃を行う際の踏み台として悪用されるおそれがあると危険性を指摘。
2023年にTP-Link製のルータ製品が、APT攻撃グループの踏み台に悪用されたケースなども挙げ、インターネットよりアクセスできるいわゆる「攻撃対象領域」に置かれ、組織内部との境界にあるセキュリティ製品、VPN機器、サーバなどの脆弱性が狙われているとして注意を呼びかけた。
具体的には、機器の外部公開状態の確認し、日ごろよりログを監視して攻撃と見られるアクセスがないか確認したり、メーカーやセキュリティベンダーからの情報収集することなどを対策として挙げた。
またゼロデイ脆弱性が判明した場合や、攻撃確認時における対応手順、体制などを整備し、状況に応じて改善していくことなどを求めている。
(Security NEXT - 2024/04/25 )
ツイート
PR
関連記事
「Node.js」のアップデート、公開を延期 - 週内にリリース予定
「macOS Tahoe 26.2」で脆弱性47件を修正 - 「Safari」も更新
「iOS」にアップデート - 「WebKit」のゼロデイ脆弱性2件など修正
「制御システムセキュリティカンファレンス2026」を2月に都内で開催
高校部活体験会申込フォームで個人情報が閲覧可能に - 群馬県
配達中に郵便物1束を紛失 - さいたま市内の郵便局
メルマガアカウント侵害、スパム送信踏み台に - サロン向け器具メーカー
ユニフォームに個人情報入りメモリ、洗濯業者から回収 - 関越病院
ハウステンボスへのサイバー攻撃 - 個人情報流出の可能性
「Chromium」ゼロデイ脆弱性、Macに影響 - 米当局が注意喚起

