「SECURITY ACTION」の宣言事業者、約4割が効果を実感
1年以内に実施した、あるいは1年以内に実施を予定している対策は、「従業員に対する情報セキュリティ対策ルールの教育」が30.7%で最多。次いで「クラウドサービスやウェブサイトで利用している外部サービスの安全性、信頼性の確認」が24.1%と多い。
さらに「情報セキュリティ自社診断の実施(21.5%)」「情報セキュリティ5か条の実施状況チェック(21.2%)」「緊急時体制の整備や対応手順の確認(16.4%)」が続く。一方「対策を実施しない」も18.3%あった。
セキュリティ対策を進めるうえでの問題点としては、「対策を行うための人員が不足している」が38.6%ともっとも多い。また「知識をもった従業員がいない(33.3%)」「従業員の情報セキュリティに対する意識が低い(31.9%)」との回答も3割を超えている。
「予算の確保が難しい(27.6%)」「経営層の意識が低い(20.3%)」のほか、「これまでに事故も起きておらず、必要性を感じない(11.4%)」「特に問題はない(22.6%)」との声も聞かれた。

情報セキュリティ対策を進める上での問題点(グラフ:IPA)
(Security NEXT - 2024/04/10 )
ツイート
PR
関連記事
MS、月例セキュリティ更新80件を公開 - 「緊急」8件などに対応
「情報セキュリティ白書2025」PDF版を先行公開 - 書籍は9月30日発売
ニッケがサイバー攻撃被害 - ダークウェブで流出情報を確認
SAP、9月月例パッチで新規21件を公開 - 深刻な脆弱性も
Sophos製無線LANアクセスポイントに脆弱性 - 管理者権限奪取のおそれ
店舗で受け付けた一部チケット会員入会申込書が所在不明 - 西武ライオンズ
「Adobe ColdFusion」に深刻な脆弱性 - 緊急対応を
「Adobe Acrobat/Reader」に複数脆弱性 - アップデートを公開
Fortinet、セキュリティアドバイザリ2件をリリース
フィッシング対策協議会、設立20周年記念セミナーを11月開催