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バックアップ製品「Arcserve UDP」に脆弱性 - 影響大きくPoCも公開

さらにリモートよりプロセスを終了させることができるサービス拒否の脆弱性「CVE-2024-0801」も判明した。CVSS基本値は「7.5」。同じく「PoC」が公開されている。

脆弱性の報告を受けたArcserveでは、「Arcserve UDP 9.2」「同8.1」それぞれに脆弱性を修正するパッチを用意した。

「同8.1」向けのパッチでは、今回明らかとなった「CVE-2024-0799」「CVE-2024-0800」「CVE-2024-0801」にくわえて、2023年に明らかとなり、修正パッチが提供されている「CVE-2023-41998」「CVE-2023-41999」「CVE-2023-42000」もあわせて修正されるとしている。

(Security NEXT - 2024/03/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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