Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

2023年10月修正の「vCenter」脆弱性、2021年後半には悪用か

「CVE-2023-34048」の悪用が判明したことを受け、VMwareは現地時間2024年1月17日にアドバイザリを更新し、詳細には触れていないが脆弱性が悪用されていることを公表した。

また米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)は現地時間1月22日、「悪用が確認された脆弱性カタログ(KEV)」に「CVE-2023-34048」を追加。米行政機関へ一定期間内に対応するよう促すとともに、広く悪用されるおそれもあるとして注意を呼びかけている。

「CVE-2023-34048」については、「同8.0U2」「同8.0U1d」「同7.0U3o」にて修正された。また2022年10月にジェネラルサポートが終了している「同6.7」「同6.5」に対しても修正パッチとなる「同6.7U3t」「同6.5.0U3v」が提供されている。

(Security NEXT - 2024/01/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

高額療養費支給申請書を紛失、ゴミと取り違えられた可能性 - 川崎市
アルバイトが業務上知り得た個人情報を漏洩 - 河合塾進学研究社
グリコ、冷蔵食品の出荷再開を延期 - 約150億円の売上減を予想
GitLab、アップデートで脆弱性11件を修正
マイクロサービスを構築するフレームワーク「Spin」に脆弱性
高校で生徒の進路希望先を記載した一覧表を紛失 - 三重県
「PowerDNS Recursor」の特定バージョンにDoS脆弱性
「イオンカード」装うフィッシング - 利用明細や取引制限など偽装
メール誤送信で歴史ツアー参加者のメアド流出 - 横須賀市観光協会
介護保険の高額合算療養費申請書約2500件を紛失 - 横浜市