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2023年10月修正の「vCenter」脆弱性、2021年後半には悪用か

「CVE-2023-34048」の悪用が判明したことを受け、VMwareは現地時間2024年1月17日にアドバイザリを更新し、詳細には触れていないが脆弱性が悪用されていることを公表した。

また米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)は現地時間1月22日、「悪用が確認された脆弱性カタログ(KEV)」に「CVE-2023-34048」を追加。米行政機関へ一定期間内に対応するよう促すとともに、広く悪用されるおそれもあるとして注意を呼びかけている。

「CVE-2023-34048」については、「同8.0U2」「同8.0U1d」「同7.0U3o」にて修正された。また2022年10月にジェネラルサポートが終了している「同6.7」「同6.5」に対しても修正パッチとなる「同6.7U3t」「同6.5.0U3v」が提供されている。

(Security NEXT - 2024/01/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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