Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「FortiOS」など複数製品の脆弱性を修正 - Fortinet

Fortinetは、のこる5件のセキュリティアドバイザリについて、いずれも重要度を上から3番目にあたる「中(Medium)」とレーティングしている。

「FortiPortal」に関する2件の脆弱性「CVE-2023-46712」「CVE-2023-48783」をはじめ、「FortiVoice」の「CVE-2023-37932」、「FortiPAM」が影響を受ける「CVE-2023-37934」などへ対応した。

「OpenSSH」でクライアントとサーバにおける整合性チェックをバイパスできる「テラピン攻撃」が可能となる脆弱性「CVE-2023-48795」についても、一部バージョンの「FortiOS」で影響を受けることが判明している。

同社は、SSH接続の無効化、影響を受ける暗号の無効化といった回避策をアナウンスした。また一部製品については、同脆弱性の影響について調査を進めている。

(Security NEXT - 2024/01/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ランサム被害の保険見直し本舗、個人情報流出の可能性
「Node.js 18」がサポート終了 - 後継バージョンへ移行を
SonicWallのリモートアクセス製品「SMA1000」に脆弱性
リコー製複合機向け連携アプリ「Quickエージェント」に脆弱性
小学校児童の個人情報カード1クラス分が所在不明 - 新潟市
無関係の顧客情報が小売電気事業者から閲覧可能に - 九電送配電
「Firefox 138」がリリース - 複数の脆弱性を修正
一部工事注文書控が所在不明、誤廃棄の可能性 - カンセキ
法人会員情報が流出、脆弱性の点検過程から発覚 - 関西エアポート
セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響