Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

一部高校生の貸出用端末で成績情報が閲覧可能に - 静岡県

静岡県は、県立高校において生徒のテスト結果などが保存されたクラウドストレージへアクセスできるタブレット端末を生徒に貸し出していたことを明らかにした。

同県によれば、生徒へ貸し出したiPad4台が教員個人の「Googleドライブ」にアクセスできる状態となっていたもの。そのうち2台からアクセスできる領域に、教諭2人が担当した生徒のべ1168人分の氏名、テストの点数、評定を含むファイルが閲覧できる状態になっていた。9月25日に学校のウェブサイトにある連絡フォームを通じて匿名の通報があり判明した。

通報を受けて翌26日に貸し出していたiPad84台、Chromebook60台について調査したところ、対象端末における問題を確認。関連する教諭4人より聞き取りを行ったところ、2人から「Googleドライブ」に担当授業の生徒名簿、成績などを保存していたと報告を受けた。

今回の問題を受けて、全校生徒にアンケートを行ったところ、貸出用iPadで生徒の成績を見たことがあると回答したり、見たとの噂を聞いたことがある生徒はいなかったという。

今回の問題を受けて、同県では県立高校に対して貸出用端末の管理徹底を求め、使用状況を調査するとともに、貸出用端末については、教員用と生徒用との区別を徹底することで再発防止を図るとしている。

(Security NEXT - 2023/10/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

公開講座申込者向けの事前メールで誤送信 - 島根県立大
小学校で児童の個人情報含む絵画作品を紛失 - 大阪市
契約審査員がサポート詐欺被害、PC遠隔操作 - 海外貨物検査
システムにサイバー攻撃か、影響範囲を調査 - 日産化学
「SharePoint Server」の複数脆弱性悪用で対策呼びかけ - 米当局
データ分析可視化製品「Ivanti Xtraction」に複数脆弱性
「FortiOS」に複数脆弱性 - アップデートで修正
「Microsoft Defender」に権限昇格の脆弱性 - 修正を実施
フィッシングURLが約4割減 - リンク使い回しも影響
「Firefox」にクリティカル脆弱性 - 攻撃コード公開、悪用は未確認