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国家支援の複数攻撃者が航空関連組織を侵害 - 「ManageEngine」「FortiOS」経由で

さらに別の攻撃者は、2月1日から16日にかけてFortinetのセキュリティゲートウェイが搭載する「FortiOS」の脆弱性「CVE-2022-42475」に対して攻撃を展開していた。

攻撃者は「VPN」による接続を複数回確立。過去に請負業者が使用したのち、無効化されていた正規の管理者アカウントを悪用していた。

また攻撃を展開した環境において複数の重要なサーバからログを削除なども行っていた。

CISAでは、攻撃で用いられた戦術、技術、手順を取りまとめ、「IoC(Indicators of Compromise)」情報とあわせて提供。悪意あるアクティビティの検出方法や緩和策などを紹介し、注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2023/09/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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