「Monsta FTP」に深刻な脆弱性 - 8月のアップデートで修正済み
ウェブベースのFTPクライアントである「Monsta FTP」に任意のコードを実行されるおそれがある脆弱性が明らかとなった。
アップロード機能において入力検証の不備が存在し、認証を必要とすることなく、制限なしに任意ファイルをアップロードできる深刻な脆弱性「CVE-2025-34299」が判明したもの。
外部FTPサーバ経由で接続し、ファイルを送受信することが可能で、リモートより任意のコードを実行されるおそれがある。
共通脆弱性評価システム「CVSSv4.0」のベーススコアは「9.3」、重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。
現地時間2025年8月26日にリリースされた「Monsta FTP 2.11.3」にて脆弱性は解消されており、現地時間2025年11月6日に脆弱性を発見、報告したwatchTowrが詳細を明らかにした。
(Security NEXT - 2025/11/19 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消
ファイル管理ツール「File Browser」に脆弱性 - 依存ライブラリに起因
「FortiWeb」に悪用済み脆弱性が判明 - 今月2件目
「Chrome」のスクリプトエンジンにゼロデイ脆弱性 - 修正版が公開
Appleの動画エンコーダ「Compressor」に脆弱性 - アップデートで修正
Zoho製アプリ監視ツールにコマンド検証回避の脆弱性 - アップデートで修正
「IBM AIX」のNIM関連機能に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
「MS Edge」にアップデート - 「V8」の脆弱性を解消
米当局、「FortiWeb」の脆弱性悪用に注意喚起
「FortiWeb」に深刻な脆弱性 - すでに攻撃も
