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Citrix製コラボツールファイル共有アプリの脆弱性、悪用に警戒を

同カタログへ追加された脆弱性については、米国内の行政機関に対して法的な拘束力を持ち、一定期間内に対応する義務が生じる。一方脆弱性そのものは広く悪用されるおそれがあるため、対象機関でなくとも対象製品の利用者は注意が必要となる。

同脆弱性については、脆弱性を報告したAssetnoteが現地時間7月初旬に詳細を明らかにしていた。レポートでは1000から6000のインスタンスがインターネット経由でアクセスできる状態におかれており、脆弱性を悪用されると大きな影響を及ぼすおそれがあると指摘している。

また攻撃対象のシステム上で任意のコマンドが実行可能となるスクリプトなども公開されており、脆弱性を容易に悪用できる状況となっている。

(Security NEXT - 2023/08/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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