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雲仙普賢岳の防災システムで情報流出、闇ネット上に - 国交省

国土交通省では、「溶岩ドーム情報配信システム」のサーバにおける外部接続を遮断。データが流出した原因について調査を進めている。

今回の流出に関しては、関連すると見られるデータをダークネット上で確認したとして、NTTセキュリティ・ジャパンが5月29日にレポートを公表した。

2023年に入って開設されたダークネットのフォーラムにおいて、同省データベースより入手したとする投稿があったことを指摘。当初は販売目的の投稿だったが、途中で無料公開に切り替えられたという。

同省では同レポートについて内容を把握しており、内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)より提供を受けた情報と同一であることを確認したとしている。

記事修正のお知らせ:NTTセキュリティ・ジャパンが発表したレポートに対する国土交通省の確認状況に関し、同省より本誌取材への当初コメントについて訂正があったため、記事に反映しました。

 

(Security NEXT - 2023/05/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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