Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

育児支援事業の委託先が「偽警告」被害、影響を調査 - 青梅市

20230519_oc_001.jpg
表示された偽警告は、IPAの注意喚起にある事例と同様のデザインだった(画像:IPA)

「偽警告」に関しては、情報処理推進機構(IPA)が具体的な事例を挙げて注意喚起を行なっているが、今回被害に遭ったケースでは、まさに「事例」と同様の表示内容だったという。

また「偽セキュリティ警告」で誘導する通話先の特徴として、日本語を母国語としないケースが報告されているが、今回のケースでも通話相手が片言の日本語だった。

今回の問題を受け、同市では5月12日より関連する会員に経緯の報告と謝罪を行なっており、不審な連絡などがあった場合は、同市窓口や警察などへ相談するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2023/05/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

医療分野のセキュリティ人材育成で協定 - IPAとJAMI
認証管理製品「Devolutions Server」に複数脆弱性 - アップデートを提供
問合窓口担当者が外部サイトで顧客電話番号に関する不適切投稿 - JR東日本
AI環境向けに分散処理フレームワーク「Ray」にRCE脆弱性
先週注目された記事(2025年11月23日〜2025年11月29日)
米当局、工場設備向け「ScadaBR」のXSS脆弱性悪用を警告
「ブラックフライデー」狙いのドメイン取得増加 - 偽通販サイトに警戒を
クラファン支援者向けの案内メールで誤送信 - レノファ山口
動画イベントのキャンペーン応募者情報を誤公開 - 皮膚科クリニック
高校情報共有ツールで個人情報が閲覧可能に、成績なども - 東京都