Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「エン転職」にパスワードリスト攻撃 - 約25万人がアクセス許す

転職情報サイト「エン転職」に対していわゆる「パスワードリスト攻撃」があり、一部登録者がログインを許し、履歴書を閲覧された可能性があることがわかった。

同サイトを運営するエン・ジャパンによれば、3月20日から同月27日にかけて、第三者が本人になりすましてサービスへ不正にログインすることを試みる「パスワードリスト攻撃」が行われたという。

2000年以降に同サイトへ登録した利用者25万5765人が攻撃者に不正アクセスを許し、ウェブ履歴書を閲覧された可能性がある。ただし、データの改ざんといった被害は確認されていない。

通常を大きく上回るログインが確認されたことから、同社で調査を行ったところ攻撃を受けていることが判明した。複数のIPアドレスよりログインを試行されたとしているが、具体的なIPアドレスの件数や試行回数についてはセキュリティ上の理由からコメントを避けている。

同社では同サイトのパスワードをハッシュ化した状態で管理しており、パスワードリスト攻撃へ転用できるパスワードそのものが外部へ流出することはありえないとし、外部で入手した「ID」と「パスワード」を用いた攻撃と結論づけている。

今回の問題を受けて、同社ではログインの試行を行っていたIPアドレスからの通信を遮断。対象利用者のパスワードをリセットし、個別にメールで通知した。また被害の予防的な措置として不正ログインが生じていないユーザーについてもパスワードリセットを実施したという。

(Security NEXT - 2023/04/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「FortiClient EMS」に深刻な脆弱性、すでに悪用 - ホットフィクス適用を
委託事業者間でデータ誤送信、ファイル内に無関係の個人情報 - 大阪市
サーバに不正アクセス、影響など調査中 - ムーンスター
県内14警察署で文書誤廃棄、DVやストーカー関連も - 宮城県警
委託先で調査関連データ含むUSBメモリが所在不明 - 精華町
NEC製ルータ「Aterm」シリーズに脆弱性 - 21モデルに影響
予約管理システムの管理者アカウントに不正アクセス - ホテルプリンセス京都
2027年度に情報処理技術者試験を再編、「データマネジメント試験」新設へ
「Cisco IMC」に複数の脆弱性 - 管理者権限を奪われるおそれも
ビデオ会議ツール「TrueConf」にゼロデイ攻撃 - アップデート機能に脆弱性