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顧客情報含む伝票1箱を紛失、誤廃棄の可能性 - 佐賀銀

佐賀銀行は、太良支店において、顧客情報が記載された一部伝票の所在がわからなくなっていることを明らかにした。

同行によれば、所在不明となっているのは、2017年2月10日から同年3月31日にかけて扱った預金、為替、融資などの取引に関する伝票6173件。顧客の氏名または社名、住所、電話番号、性別、年齢、生年月日、口座番号、取引金額、勤務先などが記載されている。

2月21日に同支店で伝票を箱詰めするための準備作業を行っている際、伝票を収納したダンボール箱1箱を紛失していることが判明した。2021年11月9日の定例廃棄作業を行った際、誤って廃棄した可能性があるという。

顧客情報の不正利用や外部からの問い合わせなどは確認されていない。今回の問題を受け、他支店の状況についても確認したが、同様のケースはなかった。

(Security NEXT - 2023/03/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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