Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「EmoCheck v2.4.0」がリリース - 進化した「Emotet」に対応

JPCERTコーディネーションセンターは、マルウェア「Emotet」の感染状況をチェックできる「EmoCheck v2.4.0」をリリースした。「GitHub」にて公開されており、無償で利用できる。

同ツールは、Windows端末における「Emotet」の感染状況をチェックできるソフトウェア。ホスト上のプロセス一覧から「Emotet」を検出する。2022年5月27日にリリースした「同v2.3.2」以来、約10カ月ぶりのアップデートとなった。

3月より「Emotet」が活動を再開しており、従来バージョンで検出できないケースが確認されていたが、一部の検知機能のロジックを改善することで対応した。YARAルールを用いたメモリスキャン機能が追加されている。

(Security NEXT - 2023/03/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意