富士通のネット接続サービス、8カ月以上にわたり侵害か
富士通はフォレンジック調査の結果として、2022年3月28日より以前に不正な通信が発生していた可能性について否定した。
「FENICS」におけるログの保管期間が6カ月であるため、同年3月28日から5月15日まで不正通信の発生状況を確認できないが、3月28日以降、対策を講じた12月にかけて8カ月以上にわたり侵害された状態となり、不正通信が発生するおそれがあった。
期間中は、同回線を利用する顧客のシステムのほか、「FENICS」経由でインターネットへ接続する「FJcloud-O」「FENCEメール誤送信対策サービス」「共用監視サービスPowerMSP」「富士通SupportDeskサービス」といった同社サービスなどについても通信を窃取された可能性がある。
ただし、エンドトゥエンドで通信を暗号化している場合、「FENICS」上のネットワーク機器で窃取されるおそれがあったのは、暗号化されたトラフィックとなり、暗号の強度にもよるが影響は限定的となる。
同社では今回の問題を受け、不正通信を遮断し、問題のネットワーク機器を交換、監視体制を強化した。3月末までを目標に、不審なトラフィックや機器における不審な挙動などの早期検知などセキュリティ対策の強化に取り組んでいる。
同年5月に同社グループが利用するクラウドサービスのネットワーク機器において脆弱性を突く不正アクセスを受けており発生時期が重なるが、今回の問題とは無関係とした。
(Security NEXT - 2023/03/23 )
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