保存場所を誤り、児童用端末から成績が閲覧可能に - 大阪市
大阪市は、小学校において本来閲覧できない成績データが、児童1人ごとに1台配付される児童用端末より閲覧できる不具合が発生したことを明らかにした。
同市によれば、市内小学校において、クラウド上に保存された1クラス分の成績データが、同じクラスの児童が利用する学習用端末から閲覧できる状態となっていたもの。
児童35人分の氏名、出席番号、複数教科における1学期の成績をまとめたデータ、個人懇談会用に作成したメモなどが含まれる。
同月8日、同クラスの担任が個人懇談会用の資料として作成した成績データを、本来教職員のみ閲覧できるフォルダに保管すべきところ、児童も閲覧できるクラウドに誤って保管していた。
2025年7月9日に6年生児童の保護者から、児童の成績が閲覧できる状態になっていると連絡があり、問題が発覚した。
同校ではデータを削除。対象となる児童と保護者に説明と謝罪を行っている。
(Security NEXT - 2025/08/08 )
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