富士通のネット接続サービス、8カ月以上にわたり侵害か
富士通が提供する「FENICSインターネット回線サービス」において不正な通信が確認された問題で同社は調査結果を取りまとめた。複数の機器が侵害され、8カ月以上にわたり不正な通信が発生するおそれがあった。
同社では、同サービスで利用する一部ネットワーク機器が外部と不正な通信を行っていることを12月9日に確認。対策を講じて事態を公表するとともにサーバ、ネットワーク機器、サービス運用者の端末などのフォレンジック調査を行っていた。
調査の結果、外部の不正な通信先にトラフィックを流す侵害されたネットワーク機器を特定。通信データが窃取可能だった期間など影響の範囲なども明らかとなった。
一部ネットワーク機器では、ログインした同社運用者のアカウント情報を窃取するプログラムが稼働していたことが判明。さらに窃取されたアカウントが悪用され、不正通信が行われた別のネットワーク機器では、認証をバイパスしたり、ログの出力を停止する機能などが組み込まれていた。
本誌取材に対し、具体的なネットワーク機器のメーカー名や種類については言及を避けている。原因については、外部からのアクセス制御設定に不備があったと説明するにとどめた。
対象件数も含め顧客に関するコメントを避け、不正な通信が発生した具体的な時期についても明らかにしていない。影響の範囲は特定しており、対象となる顧客に対して個別に詳細を通知している。
(Security NEXT - 2023/03/23 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
採用内定式の案内メールを誤送信、メアド流出 - 江戸川区
GMO「デスクトップクラウド」で侵害 - 利用者から金融口座の不正操作報告
「Apache Tomcat」に脆弱性8件 - 「クリティカル」評価の脆弱性も
運用環境に第三者が不正侵入、1年以上前の痕跡も - デジタルアーツ
「CAPCOM ID」で情報流出、パスワードの不正変更も - カプコン
Android版「Firefox」に暗号関連の脆弱性 - 修正版が公開
「Splunk Enterprise」に複数の脆弱性 - 修正版が公開
「PHP」脆弱性、2024年に兆候把握も修正難航 - 公開前に混乱
「PHP」に2件の深刻なRCE脆弱性 - アップデートを公開
「LiteLLM」に不正プログラム混入 - 認証情報漏洩やコード実行のおそれ

