Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

MS、3月の月例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性2件など修正

マイクロソフトは、2023年3月の月例セキュリティ更新プログラムを公開し、あわせて80件の脆弱性へ対応した。一部脆弱性はすでに悪用が確認されている。

今回のアップデートでは、「Windows」や「Office」をはじめ、「Azure」「Microsoft Dynamics」「Microsoft Windows Codecs Library」「Microsoft Graphicsコンポーネント」「Windows Hyper-V」などの脆弱性を修正した。

CVEベースであわせて80件の脆弱性に対応しており、最大重要度が4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性は9件。次に高い「重要(Important)」とされる脆弱性が70件、「警告(Moderate)」とされる脆弱性が1件だった。

脆弱性によって影響は異なるが、27件については悪用されるとリモートよりコードを実行されるおそれがある。21件は権限昇格の脆弱性で、情報漏洩が生じる15件やなりすましが可能となる11件のほか、サービス拒否の脆弱性4件、セキュリティのバイパス2件を解消した。

トラステッドプラットフォームモジュール(TPM)において権限の昇格が可能となる「CVE-2023-1017」「CVE-2023-1018」は、サードパーティ製ドライバに起因する脆弱性。CERT/CCによって採番されたもので、いずれも重要度は「クリティカル(Critical)」。

また「Visual Studio」が使用する「mingit」に判明した「CVE-2023-23946」「CVE-2023-22490」や、「Git for Windows」に起因する「CVE-2023-22743」「CVE-2023-23618」についてはGitHubにて採番されたサードパーティ製ソフトウェアの脆弱性となっている。

(Security NEXT - 2023/03/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

3支店で個人情報含む書類を紛失、誤廃棄の可能性 - 横浜信金
女性向け情報サイトの管理画面に不正アクセス - ハルメクHD
オープンキャンパスの関連案内でメール誤送信 - 福岡女学院大
医療機器メーカー関係者が患者X線画像を持ち出し - 宝塚市立病院
川崎市施設のサイトに不正アクセス - サイト更新時に判明
「Next.js」の画像生成モジュールにRCEにつながる脆弱性
Adobe、7件のセキュリティアドバイザリを公開
「PHP」に複数の脆弱性 - セキュリティアップデートが公開
「ServiceNow AI Platform」にSQLiなど複数脆弱性 - 修正版を提供
MSP向け管理ツール「ManageEngine OpManager MSP」に深刻な脆弱性 - 8月に修正済み