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EC事業者の6割弱がサイバー攻撃の被害経験 - 半数で情報漏洩

サイバー攻撃対策の年間費用を尋ねたところ、「50万円未満」が27.4%で最多。「50から100万円未満」が23.8%で次いで多い。「100から300万円未満」が20.8%だった。20.9%は300万円超と回答している。

また77.5%が不正注文対策を講じており、不正対策の年間費用は「10から50万円」が25.3%でもっとも多い。一方で21.7%は30万円未満としている。

62.9%は「3Dセキュア」を導入しているとしており、このうち45.9%と半数近くが「3Dセキュア2.0(EMV3Dセキュア)」を導入済みとした。また従来の「3Dセキュア1.0」から「3Dセキュア2.0(EMV3Dセキュア)」への切り替えを予定している回答者も81.7%にのぼる。

「3Dセキュア2.0」の導入にあたり懸念としては、「ランニングコスト(63.7%)」「導入コスト(45.2%)」を挙げる回答者が多い。導入コストは、25.5%が「5から10万円未満」としており、23.5%は「1から5万円未満」だった。

(Security NEXT - 2023/01/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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