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複合施設の関連PCが電車内で盗難被害 - 横浜市

横浜市は、同市の文化観光交流施設「象の鼻テラス」の運営団体の再委託先において、個人情報含む業務用パソコンが盗難に遭ったことを明らかにした。

同市によれば、同施設の運営業務を請け負うワコールアートセンターより業務を再委託していた業者が、10月28日9時ごろ通勤途中の電車内で業務用パソコンを含む荷物を盗まれたという。

被害に遭った端末には、同施設主催イベント「ダンス縁日」へ参加する団体代表者152人に関する氏名、住所、電話番号、メールアドレスが保存されていた。

また「ZOU-SUN-MARCHE」出店者302人の氏名、住所、電話番号、メールアドレス、金融機関の口座番号のほか、同施設運営に関わる事業者の担当者64人に関する情報が含まれる。

内部に保存されていたデータには、パスワード設定済みのもの、未設定のものが混在するという。被害判明後、警察へ盗難届を提出。11月9日より、運営団体が対象となる関係者に対し謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2022/11/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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