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「ServiceNow」に複数のXSS脆弱性 - アップデートで修正

業務フロー管理システムの「ServiceNow」に複数の脆弱性が明らかとなった。アップデートにて修正されている。

「Performance Analyticsダッシュボード」に格納型クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2022-38172」が判明。またログアウト機能には、反射型クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2022-38463」が明らかとなった。

米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」による共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアはともに「6.1」と評価されている。

「CVE-2022-38172」は、「San Diego Patch 5」「Rome Patch 10」「Quebec Patch 10 HotFix 6b」にて修正された。「CVE-2022-38463」は「San Diego Patch 6」「San Diego Patch 4b」「Rome Patch 10a」「同Patch 9b」「Quebec Patch 10 HotFix 7b」にて修正済みとしており、利用者にアップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2022/08/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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