読売新聞オンライン、アカウント2070件に不正ログインの疑い - 試行や失敗の増加も
手口が巧妙で正規利用者によるアクセスと不正アクセスとの区別が難しいが、このうち2070件については、第三者による閲覧が強く疑われるという。強く疑われる具体的な理由については、セキュリティ対策の機微に関わるとして明らかにしていない。
同社は、不正ログインに利用されたIDやパスワードについて、同社システム経由の情報流出をあらためて否定。同社以外から入手したリストを攻撃者が用いたとの見方を示している。
同社では期間中にログインが確認された利用者に対し、7月4日から同月6日にかけてパスワードの無効化措置を実施。パスワードを再設定するよう求めている。あわせて第三者に個人情報を閲覧された可能性があるか、確認できるページを用意した。
また個人情報保護委員会に今回の事態について報告、警視庁に被害を申告した。同様の被害を防止するため、ログインごとにメールで通知するようシステムを改修したほか、さらなるセキュリティ強化に努めるとしている。
(Security NEXT - 2022/07/12 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
フィッシング被害者のアカウントがさらなる攻撃の踏み台に - 東京外大
「PWリスト攻撃」による不正ログインを確認 - Hulu
三越伊勢丹の宅配サービスにPWリスト攻撃 - 不正注文などに注意喚起
食品宅配「Oisix」にPWリスト攻撃 - 約9.7万件で不正ログイン
通販サイトにPWリスト攻撃、個人情報閲覧の可能性 - ヨネックス
約1.5万件の不正ログインを確認 - ジュピターショップチャンネル
NASにランサム感染想定した機能などを追加 - バッファロー
動画配信サービス「Hulu」にPWリスト攻撃 - 強制リセット実施
日産のカーシェアで不正ログイン - 車両の不正利用が発生
ゴルフダイジェストにPWリスト攻撃 - 閲覧や改ざんの痕跡なし