読売新聞オンライン、アカウント2070件に不正ログインの疑い - 試行や失敗の増加も
「読売新聞オンライン」が不正アクセスを受けた問題で、読売新聞はアカウント2070件において第三者による不正なログインが行われた可能性が高いとの見方を示した。
同サイトでは、7月2日17時40分ごろから同月4日17時ごろにかけて行われた一部ログインが、正規利用者ではなく、第三者の不正アクセスによるものであるとして、調査を進めていた。
読売新聞グループ本社によると、同期間中に登録されていないIDや、誤ったパスワードによるログインの失敗が相次いだことから、不正アクセスが行われたものと判断。
その後の調査で同期間にくわえて、6月25日から27日にかけても不正アクセスが行われていたことが判明した。「ログインの試行」や「ログインの失敗」の増加が観測されているという。
対象期間中に、正規の利用者を含めてアカウント3万3065件でログインが行われており、7441件のアカウントで氏名、住所、電話番号、生年月日、性別、メールアドレスなど、登録された個人情報の閲覧が行われていた。
(Security NEXT - 2022/07/12 )
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