Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

他人領収証を誤送付、寄付急増によるフロー変更でトラブル - 国連UNHCR協会

国連UNHCR協会は、寄付者に領収証を発送した際、一部で別人の領収書を封入するミスがあったことを明らかにした。

同協会によれば、5月20日に委託先より寄付者へ領収証を発送した際、2000件において宛名と異なる領収証を封入、発送するミスが発生した。

領収証には、異なる寄付者の氏名、住所、寄付金額、寄付受領日などが印字されていた。

同委託先では、宛名を含む「案内状」と「領収証」を印刷、発送していたが、ウクライナ緊急支援の影響で寄付件数が急増。

5月にプリンタが故障して再印刷を行った際、プリンタ内に残存していた前月のデータを誤って選択したため、本来とは異なる宛名を案内状に印刷してしまったという。

(Security NEXT - 2022/05/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

個人情報漏洩時の謝罪対応、約3割がマニュアル化
個人情報含む指示文書を第三者にFAX誤送信 - 厚労省
保険福祉関連で2件の誤送信事故 - 群馬県
個人情報含む調査票を誤発送、封入ミスで - 調布市
家庭訪問の事前連絡票を誤送付、コピペミスで異なる宛先に - 江戸川区
書類を誤送付、宛名シールのミスに気づかず - 広島銀
名義変更ハガキを旧名義人に誤送付、システム不備で - 東電EP
同姓同名の別人に納税通知書を約17年にわたり誤送付 - 鎌倉市
患者情報を別の連携医療機関へ誤送付 - 藤田医科大病院
Pマーク事業者の事故報告は3048件 - 前年度比約15%増