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対ウクライナDDoS攻撃の余波を観測 - JPCERT/CC

3番目に多く観測されたのがNTPで使用される「UDP 123番ポート」に対するパケットで、1月後半に急激な上昇が数回見られたが、2月前半以降は収束している。

また同センターのセンサーでは、2月中旬よりウクライナを発信元とする応答パケットの増加を観測しており、その後も継続しているという。

攻撃者が発信元として同センサーのIPアドレスを偽装し、DDoS攻撃の一種である「Syn flood攻撃」を同地域に対して展開し、同センサーに応答パケットが送信されたものと見られる。

攻撃対象とされたポートはTCP 80番ポート、TCP 443番ポートだった。

(Security NEXT - 2022/04/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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