Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Emotet」に複数端末が感染、メールサーバも悪用される - 電通大

電気通信大学は、職員や学生が利用していたパソコンがマルウェア「Emotet」に感染し、マルウェアメールが送信されたことを明らかにした。

同大によれば、感染端末に保存されていた個人情報を悪用したと見られる「Emotet」を感染させるメールが送信されていることを確認したもの。認証情報を窃取され、マルウェアメールの送信に同大メールサーバが悪用されていたという。

同大では感染したパソコンを使用していた職員と学生の認証情報を変更。暗号化されたファイルが添付されたメールについては、メールゲートウェイで隔離し、ファイルを削除して送信するなどの対策を講じている。

(Security NEXT - 2022/03/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「サポート詐欺」で1000万円超の被害 - ネットバンクへ誘導
サイゼリヤ、ランサムウェア攻撃で個人情報流出 - 6万件超が被害か
ライクキッズへのランサム攻撃 - 脆弱性を突いて侵入
研究室サーバに不正アクセス、学生情報が流出か - 室工大
学外からアクセスできる業務PCがランサムの標的に - 東北学院大
神奈川県下水道公社でランサム被害 - 下水処理施設の稼働に影響なし
東京海上Gの顧客情報が流出した可能性 - 損査業務には影響なし
委託先でランサム感染、顧客情報流出の可能性も - リコー
再委託先でランサム感染、被保険者情報が流出した可能性 - クボタ健保組合
賃貸不動産内覧サービスに不正アクセス - クラウドのアクセスキーが漏洩