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「Emotet」に複数端末が感染、メールサーバも悪用される - 電通大

電気通信大学は、職員や学生が利用していたパソコンがマルウェア「Emotet」に感染し、マルウェアメールが送信されたことを明らかにした。

同大によれば、感染端末に保存されていた個人情報を悪用したと見られる「Emotet」を感染させるメールが送信されていることを確認したもの。認証情報を窃取され、マルウェアメールの送信に同大メールサーバが悪用されていたという。

同大では感染したパソコンを使用していた職員と学生の認証情報を変更。暗号化されたファイルが添付されたメールについては、メールゲートウェイで隔離し、ファイルを削除して送信するなどの対策を講じている。

(Security NEXT - 2022/03/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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