「VMware vSphere」環境狙う「BRICKSTORM」に新亜種 - 米加当局が注意喚起
中国が関与していると見られる「VMware vSphere」を標的としたマルウェア「BRICKSTORM」にあらたな亜種が確認された。旧来と同じインフラを利用する一方、機能の変更などが確認されている。
米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)や米国家安全保障局(NSA)、カナダのサイバーセキュリティセンターではレポートを更新し、あらたな亜種について注意を呼びかけた。
「BRICKSTORM」は、「VMware vCenterサーバ」や「ESXi」「VMware Aria Automation Orchestrator」などのvSphere環境を標的とするマルウェア。中国より支援を受けて活動していると見られ、2024年4月以降、政府機関やITセクターなどを標的として攻撃が展開されていることが確認されている。
これまでも2025年12月にインシデント対応などを通じて把握した11件の亜種をもとに、脅威情報「IoC(Indicators of Compromise)」を公開していたが、現地時間2026年2月11日にレポートを更新。あらたな検体1件の情報を追加した。
あらたな亜種は、「.NETアプリケーション」より「Native AOT(Ahead-of-Time)」によってコンパイルされており、「.NET」のランタイムを必要とすることなく実行できるスタンドアロンバイナリとすることで、汎用性や回避能力の向上を図っていた。
(Security NEXT - 2026/02/17 )
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