Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ランサム感染で顧客情報の流出を確認 - ソフトウェア開発会社

一連の調査を通じて、攻撃者が窃取した情報を公開したことも明らかとなっている。

12月31日早朝から約1週間程度、社内管理情報の画像ファイル6件が公開されたほか、2022年1月中旬から下旬ごろにかけて、ファイルサーバより窃取された約5Gバイトほどのファイル3242件が公開された。

また1月中旬から下旬ごろに公開されていたと見られるファイルには、顧客情報や取引先担当者の情報が存在。氏名、会社名、部署名のほか、一部は電話番号など86件の情報が含まれる。

今回の問題を受けて同社では、被害にあった端末についてクリーンインストールなどを実施。セキュリティ対策の強化やセキュリティ教育などを行った。対象となる顧客や取引先には個別に連絡し、対応するとしている。

(Security NEXT - 2022/03/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

サイバー攻撃で個人情報流出の可能性 - アサヒグループHD
アサヒグループHD、ランサム被害の影響で決算発表延期
アサヒグループHD、情報流出の被害範囲を調査 - 製品出荷を順次再開
ランサム被害でシステム障害、生産に大きな影響なし - 美濃工業
一部サーバでランサム被害、データ転送量は限定的 - HAホールディングス
ランサム被害を公表、手作業で受注対応 - アサヒグループHD
ランサム被害で学生の個人情報流出を確認 - 宮城学院
竹内製作所の米国子会社がランサム被害 - データ流出も確認
タイ子会社でサーバや端末がランサム被害 - ダイヤHD
米子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 天龍製鋸