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Symantec ITMSのエージェントに権限昇格の脆弱性

Broadcomの事業部門であるSymantecが提供する「Symantec IT Management Suite(ITMS)」に脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。

同製品において管理対象の端末へ導入するエージェントソフト「Symantec Management Agent 8.6」「同8.5」に権限昇格の脆弱性「CVE-2022-25623」が明らかとなったもの。

ローカル環境において、レジストリを操作することでSYSTEM権限の取得が可能になるという。共通脆弱性評価システム「CVSSv3」のベーススコアは「7.8」とレーティングされている。

同社では「同8.6RU2」「同8.6 RU1」「同8.5 RU4」にて脆弱性を修正した。

(Security NEXT - 2022/03/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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